最近はやりのWEBでの市場調査を考える

WEBを使った市場調査で最適な対象者は

最近はやりのWEBでの市場調査を考える 市場調査を行う最適な媒体というのは、誰を対象にするのかで変わってくるのだと思います。たとえば高齢者を対象とした調査であれば電話調査や街頭調査がいいかもしれません。高齢者は日中自宅にいることが多いですし、街頭調査であれば高齢者の方へダイレクトに質問できるからです。一方で、高齢者の方々へWEBを使った調査はあまり効率的ではないと思います。なぜなら高齢者のインターネット使用率はまだまだ相対的に低いからです。

しかし、WEBでの調査が最適である対象者もいます。それはまさにWEBを利用している人たちへの調査です。たとえばとあるIT企業が自社のITサービスについての市場調査をしたいと考える場合はどうでしょうか。もちろん、その企業のサービスを利用している人たち、ないしはこれから利用すると見込まれる人たちへ調査をしなければ意味がありません。そんな調査をまさか電話や街頭で行うのは効率が悪い話です。おそらく、よほどのことがない限り、WEB調査ということになるでしょう。

こういった調査対象の違いによって調査手法や調査媒体を分ける考え方はけっして目新しいことではありません。市場調査というものが生まれてから今まで言われ続けてきたことです。そんな中で最近WEBを使った調査が注目されているのは、それだけインターネットの利用者が増え、さらに彼らを対象にしたサービスが多様化してきているからでしょう。そのような意味で、これからさらにWEBを使った市場調査が増えてくると思います。
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