最近はやりのWEBでの市場調査を考える

最近はやりのWEBでの市場調査を考える

最近はやりのWEBでの市場調査を考える インターネットがここまで一般的になると、WEB上で市場調査というのもまた一般的になってくるのでしょう。ときおりインターネットを利用しているとまさに市場調査のサイト行きあたることがあります。調査内容は様々で、世論調査のようなものから日々の暮らしのこまごまとしたものから趣味の調査のようなものまで内容は多岐にわたっています。市場調査専門のサイトも多くあるようで、メディア媒体の変化とともに、これからWEB上での市場調査はより増えてくるのだろうと思います。

さてこのWEB上での市場調査ですが、その調査結果にはある程度の留保を設けないといけません。インターネットがこれだけ世の中に普及したといっても、利用者の年齢層が限られているからです。お年寄りの方々の間では、インターネットは一般的なツールとは言えません。また50代、60代世代でインターネットを利用する人もかなり増えましたが、それでもその下の世代に比べれば依然として利用率は低いです。そのため、全国民的な市場調査になればなるほど、WEBでの市場調査結果には留保が必要になるというわけです。たとえば先日の参議院選挙時に、とあるサイトで世論調査をやっていましたが、そこへ回答するユーザーは(サイトの性格もあって)若年層が高いことが予想されました。仮にそれを国民全体の世論を反映していると言ってしまうと、おそらく統計的にかなり間違ったデータになったのだろうと思います。

一方でWEB上での市場調査には良いところもあります。電話やテレビ、または街頭での調査と違い、データ処理の時間がかなり早いということです。システムさえ整っていれば、場合によっては回答後すぐに結果データを反映させることも可能です。自分の意見が世間的にどういったカテゴリーに入るのかをゲーム感覚で試したことがある人も多いかと思います。それこそ世代的な調査であれば統計的な信憑性もかなりの確率で担保できますので、若者にとっては便利な市場調査のツールといえるのかもしれません。
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